結論
戸建てなら新築、分譲マンションなら中古の物件を購入し窓を高性能の物にリフォームする。
いきなり結論ですが、私は賃貸ではなく戸建ての注文住宅(持ち家)を選択しました。
それぞれの良さ、悪さについて書いていきます。
住宅の建築屋でも専門家でもないので一般人の意見として見て下さい。
賃貸のメリット
①.火災保険料が戸建てより安い
戸建てだと火災保険料は10年払いで40万くらいになります。
しかも、近年の保険金支払い額の増加に伴い、割引率を下げるため5年払いが最大になるので年間費用が高くなります。(省令耐火構造にすれば40%安くなったりしますが。)
その点、賃貸の火災保険は毎年払いで年間1万円くらいで済みます。(火災保険の汚損破損は範囲が広く優秀で壁の穴を直すのにこれからお世話になるつもりです笑)
修繕積立金が基本的に掛からない。→戸建てだと何年かに一度外壁の塗替えや屋根の補修等、修繕する箇所が出てきます。放置すると雨漏り等が発生してしまうため定期的に補修は定期的に行った方が良いのですが、一度に掛かる金額が馬鹿にならず毎月積立して補修費用を貯めておく必要がありその金額はおおよそ月1万円程度になります。その点賃貸では敷金礼金に含まれているため、毎月の出費としては掛かってきません。
②.いつでも引越しできる
戸建てでは地震等で家が倒壊した場合、地震保険に加入していても新築価格の半分までしか保険金が降りません。
また、災害に巻き込まれたときに一時的に仮住まいすることになると家賃とローン返済のダブル出費となりリスクが高くなります。
賃貸の場合、災害に被災したら別のアパートに引っ越すだけで終わりです。
賃貸のデメリット
①.狭い
アパートやマンションは一軒家に比べると狭い物件がほとんどです。
収納スペースに困っている人も多いのではないでしょうか?(私のことです笑)
平均して80平米以下のところが多いようです。
その点戸建ては一般的な30坪の家で100平米近くあるので、狭さという点では戸建てが勝ります。
②.隣人住民ガチャ
賃貸では上下階、左右の隣人を選ぶ事は出来ないので変な人に当たるとどうしようも出来ません。
実際私の上下階の住民がベトナム人なのですが、扉を閉める音や足音がかなり響いたり、外を介して喋り声まで聞こえてきます。
時には深夜1時頃まで騒音が続いたこともあり、ストレスマッハでした。管理会社へ何度か連絡しましたが、状況は今も変わっていません。
家賃がそのまま支出→家賃は大家への支払いのため、払い続けても部屋が自分の物になる訳ではありません。住宅会社の営業マンの殺文句でもよく使われますよね。
③.ガス代単価ぎ高い
田舎だと都市ガスが通っておらずプロパンガスなのですが、現在のプロパンガスの単価が1平方メートル640円といつ驚愕の単価です。
毎日湯船に浸かっているので主にお風呂を沸かす際にガスを使用していますが、毎月1万円前後かかっています。
プロパンガス会社選びは大家に決定権があるため、基本的にガス会社を変更する事が出来ません。(住民みんなで変更のお願いをするといつ手もあるみたいですが、あまり現実的ではないですよね。。。)
④.寒いし、暑い
一般的なアパートは断熱性、気密性が悪く、特に床が一般的なシート系床材だと、冬場はひんやりしてそれは冷えること冷えること。
引越しが12月だったのですが、そのときスリッパをまだ用意していませんでした。
引越し作業中、靴下で歩き回っていたら足が冷え切ってダンボールを敷いて避難したのは良い?思い出です。
戸建てVS分譲マンション
①.戸建て
戸建ての場合、新築、中古、建売があります。
その中で新築一択の理由。
日本の住宅は欧州等と比較して性能が低く断熱性、機密性も良くないことが多いです。
大手ハウスメーカーでさえ断熱性能には拘っているが機密性については公表していない、もしくはそもそも測定していない所が多いです。
断熱性、機密性が悪いと壁内結露が発生しやすく柱等の躯体にカビが繁殖し最終的に構造体が腐ってしまいます。
そのため家が長持ちせず、日本の住宅の平均建て替え年数は30年程度と言われています。
多くの人が35年ローンを組んでサラリーマン人生を賭けて返済をしています。
退職間近、もしくは退職金でローンをようやく返し終えた瞬間、家の立替を検討せざるを得ない状況に陥ってしまうのです。
組んだローンの期間も家の寿命がもたないという悲惨な話です。
ならば、高機密高断熱の中古住宅、建売を買えば良いのでは?となりますが、実際に高機密高断熱が叫ばれ始めたのここ数年の間のため中古戸建てではほぼ性能の良い住宅が存在しないのです。
ならば、性能をアピールしているハウスメーカーの建売戸建ては?となりますが、注文住宅とはスペックが違う事が多いようで性能が良い訳ではないそうです。
②.分譲マンション
次にマンションについてです。
なぜマンションだと新築ではなく中古マンション一択か。
新築マンションは元々の価格が高く設定されています。
入居後、その時点でそのマンションは中古扱いとなりますが、なんと評価額が新築価格から3割も落ちてしまいます。
入居した時点で大体の物件が評価額<購入金額となり、住宅が負債となってしまうのです。
いざというとき売却を検討しとうと思っても、売却益よりローン残高の方が高く、売るに売れず手放せないなんて話も良く聞きます。
以上の賃貸と持家、戸建てと中古マンションのそれぞれのメリットデメリットを考えて、最終的に戸建ての注文住宅を選択しました。
ただ住宅会社によって家の性能、価格、品質にはかなりのバラつきがあります。
住宅会社選びを間違えてしまうとせっかくの夢のマイホームが後悔ポイントになってしまうので、会社選びには細心の注意を払って下さい。
住宅会社選びについては次回!
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