前回の記事で住宅会社の選び方の基準についてかきました。
今回は私が検討した、基準を満たすハウスメーカーについて書いていきます。
結論
1.最終的に地域のビルダーで年間棟数50棟程度の施工実績のある工務店に決定しました。
2.UA値0.4.C値0.2でHEAT20 G2クラス、 耐震等級3級 の性能が標準で価格と性能のバランスが良くコストパフォーマンスに優れていると思ったからです。
3.選定する方法として施工希望エリア内で高機密高断熱を押している全ての工務店のホームページを確認しました。
4.高機密高断熱と謳っていても実数値を記載していない所は避けた方が良いです。恐ろしいことに高機密高断熱には法的な定義が存在しないため実際には低性能の住宅であってもいくらでも高機密高断熱と言えてしまうのです。そこでホームページに実数値で記載してある会社は記載値を担保できる点では安心材料になります。
5.更に耐震等級3を許容応力計算で出してくれるか、家のデザインが趣味に合うか等々の細かい条件を見ていき絞っていきました。
ハウスメーカー
高断熱、高機密という性能が良いハウスメーカーは2社あります。(末路くん調べ)
一社目は北欧輸入住宅の大手ハウスメーカー、スウェーデンハウスです。
①.スウェーデンハウス
大きな特徴はなんといっても見た目です。
海外映画で出てくるようなままの見た目でモダンで、木の感じが全面に出ているそんな住宅になります。
次に私の選定基準となる高機密高断熱性能です。
C値は0.62、UA値は0.42という高性能住宅になります。
特に断熱性能を大きく左右する窓は唯一木製の窓枠を採用しており、ガラスの枚数もトリプルガラスを採用しています。
次に耐震等級についてです。
スウェーデンハウスは壁で揺れを受け止めるモノボックス構造で地震に対して非常に強い性能を発揮します。
ただ標準では耐震等級は2級となり、3級にするためにはオプションになるようです。
次に価格についてです。
こちらはネットから拾ってきた情報なので定かではないですが、一般的に坪単価80〜100万円の範囲のようで、かなり高めの価格帯のハウスメーカーになると思います。
総評
完全に好みが分かれると思います。
私としては性能としても申し分無かったのですが価格面で折り合いがつきませんでした。
また、北欧住宅の外観があまり好きではなかったため初めに候補から外してしまいました。
ただ北欧の外観が好みという方には打って付けの住宅会社になります。
②.一条工務店
色々商品が多いため高性能をコンセプトとした商品について記載していきます。
i-smart
UA値0.2、C値0.6という驚異の断熱性能を誇っています。
窓もオール樹脂サッシ、トリプルガラス、クリプトンガス充填が標準仕様という徹底ぶり。
さらに全館床冷暖房を標準仕様としており、冬でも夏でも快適な暮らしができます。
耐震等級も3級が標準となっていて正に住宅は性能を体現した商品となっています。
全館床冷暖房、全館空調の電気料金を補うため自社開発している屋根一体型の太陽光パネルを安価で提供していています。
価格帯は私が訪れたモデルハウスの展示員によると平均坪単価83万とのことでした。
i-cube
i-cubuという規格型商品もラインナップにあります。
性能面で若干下がるのですが坪単価がi-smartより安く建築できます。
しかし規格型商品のため間取りについてはラインナップの中から選ばないといけないという制約があります。
総評
「家は、性能」というキャッチフレーズを掲げているだけあって性能、暮らしの快適さへの追求は頭一つ抜けている感はあります。
初めて住宅展示場へ行き、入ったモデルハウスが一条工務店だったのですが、説明を受けながら、もうここに決める!と思いながら聞いていました笑
もう一条で建てます!!・・・
えっ、そんなに高いんですか!?・・・泣
しかし最後の最後に実際に建てている人の平均坪単価を聞いて諦めざるを得ませんでした。
かなり前乗り気味で聞き入っていたためとてもショックでした・・・笑
一条工務店は大手ハウスメーカーの中では安い部類と言われていますがi-smartだと平均坪単価83万円は掛かると言う事で中々ハイコストなハウスメーカーでした。
また屋根一体型太陽光パネルは施工の仕方が悪いと火事が起きるリスクが低確率であるという点懸念に感じました。
やはり大手ハウスメーカーは実際価格はかなり高くなるので、ある程度の覚悟を決めてから住宅展示場へ行きましょう。
次回、工務店選び!
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