いよいよ間取り編です。
私がこだわった点、気を付けた点、ここは気を付けた方が良い点などを見ていましょう!
建築コストを下げる
平屋を建てる事に決めた訳ですが、平屋は使用する建材の量が多いため2階建より価格が高くなりがちです。
そんな中でも価格を抑えるポイントは複雑な間取りは止める、坪数を減らすの2点です。
①.坪数を減らす
私の選んだ工務店では1坪削減する毎に30万〜のコストカットになりました。
坪数を減らすポイントとしてまず1番に挙げられるのが無駄な廊下を無くすという点です。
廊下は基本的に歩くだけのデッドスペースです。
歩くだけの場所に1坪当たり30万円も支払うのは馬鹿らしいですよね。
ただし注意点があり、無駄ではない廊下もあるという点です。
最近の平屋の間取りの主流はLDKから子供部屋、主寝室等にダイレクトに繋がっている間取りです。
(出典:住友林業「Forest Selection BF Design Package」広々としたダイニングがある家(間取図))
LDKと直結している事で起きるデメリットは2点です。
廊下を削減出来ているのですが、としてや匂いが個室にそのまま流れてしまうのです。
子供が小さい内は良いですが、中学生、高校生になると受験が始まりリビングでも物音や会話の音量に気を使わなければならず、くつろげない空間になってしまう可能性があります。
- LDKの騒音がそのまま個室に伝わる
- LDKの匂いがそのまま個室に伝わる
私自身が繊細なのですが、リビングの物音や会話がうるさくて夜眠れないなんて事も起きます。(私だけ?)
家族にデリケートな人がいる方は物音に考慮した間取りを考えた方が良いです。
②.複雑な家の形をやめる
建築コスト削減のコツ2つ目はコの字型、ロの字型等の複雑な間取りはやめるです。
平屋の憧れとして中庭を作る事があります。(私も憧れてました・・・)
(出典:株式会社新和建設)
(出典:お家のいろは)
図の様な家の形の場合、同じ坪数でも必要な基礎部分や外壁部分が増えるため必要な建材の量が多くなり、金額上がってしまいます。
憧れは憧れとしてとっておきましょう。泣
負け惜しみとして言えば家の形をコ、ロの字にするデメリットとして日射の取り込み・遮蔽が難しくなるという点があります。
家の中の温度が一定にならず折角高気密高断熱の家にしても夏暑く、冬寒い場所が出来てしまいます。
工夫をすれば対策は出来ますが、あえて挑戦は避けた方が無難でしょう。
隣同士にしてはいけない組み合わせ
①.トイレ
(出典:平屋間取り)
トイレの隣に子供部屋や主寝室を配置するのはやめましょう。
トイレの流す音は結構響きます。
夜、トイレの流れる音がうるさく寝ている途中で目が覚めてしまう事が起こるでしょう。
特に私の様な繊細な人間にはかなりのストレスに感じるでしょう。
間取り的にどうしても隣同士を避けられない場合は間に収納スペースを挟んだり、壁に防音材を入れて対策しましょう。
②.お風呂、キッチン
トイレと同じ理由からお風呂とキッチンの隣に個室を配置する間取りも避けた方が良いです。
特に子供が中高生になってくるとお風呂は入る時間が遅くなりがちです。
子供のお風呂の音でいちいちイライラしていたら良い家庭環境にはならないでしょう。
設計士の中には子供は早い時間にお風呂に入れてしまうように躾ければ良いなんて言う人もいます。(私の担当のことです・・・)
そらが出来れば苦労はしないですよね笑
自分たちが子供の頃を思い出すと部活から帰り、そのまま寝落ちして深夜にお風呂に…なんてしょっちゅうでしたよね。笑
そんなこんなで水回りの隣には個室、寝室の配置はやめましょう!
流行りの間取りに注意
①.ツーウェイ玄関
最近の流行りの間取りにツーウェイ玄関と言うものがあります。
来客用玄関と家族用玄関を分けるというものです。
玄関を分ける事で来客時いつでも綺麗な状態で出迎えられるという特徴があります。
ただしデメリットもあり
- 来客玄関スペースを作る分、坪数が増えやすい。
- 家族玄関の動線を考えないと、家族玄関を誰も使わなくなる。
が挙げられます。
採用する場合は2点注意しましょう。
ちなみに私は採用しました。^^
②.ウォークイン、ウォークスルークローゼット
次にウォークイン、ウォークスルークローゼットです。
こちらもカッコ良く、オシャレな間取りとして人気があると思います。
しかし決定的なデメリットがあり、肝心の収納スペースが余り取れない点です。
ウォークする部分は廊下と同じでデッドスペースになってしまいます。
収納量を優先したいのでしたら通常のクローゼットを採用しましょう。
ちなみに私はウォークインクローゼットを採用しました。^_^2回目
そうです、新しいモノが好きなのです。笑
総評
流行りの間取りに流されず、入居後の事を想定した間取りにしましょう!
設計士を信用し過ぎてはいけません。笑
住友林業の間取りシュミレーションというサービスがあります。
1,000通り以上の間取りが紹介されているので理想の間取りを探してみては?
それでは!
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